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Hotel Okura Fukuoka SDGs Actions

ホテルオークラ福岡のSDGsの取り組み

ホテルオークラ福岡のSDGsコンセプト

SDGsの複数目標の相互関係を示す図。中央に目標12『つくる責任 つかう責任』。上に目標13『気候変動に具体的な対策を』。右側に目標11『住み続けられるまちづくりを』と目標8『働きがいも経済成長も』。左側に目標15『陸の豊かさも守ろう』と目標14『海の豊かさを守ろう』が配置されている。各目標の間は矢印で結ばれており、目標12を中心に、気候変動、まちづくり、経済成長、陸と海の保全が相互に関連し循環していることを示している。

ホテルオークラ福岡 私たちのSDGs

  • ホテルオークラ福岡は、「宿泊」「レストラン」「宴会」の3つを事業の柱とするシティホテルです。
  • どの事業も、まずは材料を調達し、そして我々スタッフが手を加えて生産した「空間」や「料理・サービス」を提供するという非常にシンプルな事業です。
  • さて「私たちシティホテルにとって求められるSDGsの取り組みとは何か?」を考えるとき、ホテルオークラ福岡は、我々が持っている知恵と技術を使い、きちんと手間をかけて、「ちょうど良い商品生産と材料調達に取り組むこと」を、もっとも大事にしなければならないと思います。
  • 具体的には、できるだけ近くの陸と海の旬の恵みを使うこと(地産地消)、計画的に適量を生産し「余り物」を作らないこと(フードロス)、生ゴミやプラスチックなどをリサイクルすること、共感する地域社会と連携して共通する課題に取り組むこと、以上これらの観点と整合するシティホテルのオペレーションを進めて行くことが地球環境をささえると同時に地球環境からの恵みを受けるというサイクルが作られると考えます。
  • このサイクルを回しながら事業を営むことが、ホテルオークラ福岡のSDGsと私たちは考えます。

私たちのSDGsへの取り組み

きっかけはストローから

ホテルオークラ福岡がSDGsに取り組むきっかけとなったのは、2018年10月に紙製ストローを全館で使い始めたところから始まりました。
海洋プラスチック問題の世界的な拡がりを報道で目にするようになった頃です。
ストローの他にも「グラスキャップ」をプラスチックから紙に変え、当時では早い段階での取り組みでしたので新聞記事として取り上げていただきました。

環境とお客様の両方への配慮を

次は客室に目を移し、プラスチックといえば、まずはバスアメニティーのミニボトルが浮かびます。当時、世界の大手ホテルチェーンもミニボトルの撤廃宣言を発表しておりましたが、ホテルオークラ福岡としましては、一気にポンプ式に変えてしまうことにも躊躇しましたので、ミニボトルとポンプタイプの両方をバスルームに設置することといたしました。メイドスタッフには負担がかかりますが、おかげさまでミニボトルの使用数は半分程度に下がりました。

お客様の意識に合わせて
サービスの選択肢を提供する

バスアメニティーの件から、私たちは「何を心地よいと感じるかはお客様によって異なる」ということを学びました。
そんなときですが、ケーキやパンを販売するペストリーブティックのスタッフから、「お客様から紙袋が立派すぎてもったいないということを言われる」という意見を拾いました。そこで従来の紙袋は「おもたせ用」として継続し、「ご自分用」としての簡素な紙袋も用意することにしました。
さらに客室には、「エコフレンドリーオーダーフォーム」という用紙を設置することにしました。これは2泊以上なさるお客様を対象に、交換するベッドリネンの種類、タオル、アメニティーの種類を特定していただくためのオーダーフォームです。もちろん、何も記入がない場合は、全てのリネン類やアメニティーを交換しますが、対象となるお客様の2割程度の方が記入して下さっています。
お客様の環境意識に応じて選択肢を用意し、一人一人のお客様に気持ちよくお使いいただくことを願っています。

新しい食のジャンルを提供し、
食の選択肢を拡げる。

世界的な気候変動対策の一環として、動物性たんぱく質を摂取しないという食に対する考え方も認知されるようになってまいりましたが、ホテルオークラ福岡では「プラントベース」という食のジャンルに取り組むことが、お客様に新しい選択肢を提供することだと考えます。素材本来の甘味やうまみを活かした「プラントベースアフタヌーンティー」は、“美しい地球と動物たち”をモチーフに採用し、見た目の美しさだけでなく地球環境に思いを馳せる時間を過ごしていただけたらとの願いを込めて作成いたしました。(2024年現在、販売を終了しております)
アフタヌーンティーのほか、ひよこ豆のカレーや大豆ミートのラザニアなど、プラントベースメニューとしてお楽しみいただけます。

若手調理スタッフの挑戦。
食材を扱う事業者としての自覚。

オークラニッコーホテルグループでは、業務改善のサークル活動を各ホテル、各部署で行うということをホテルグループ全体として行っています。毎年グループ全体でグランプリを競い合うのですが、その準グランプリに表彰されたのが、当ホテルの若手調理スタッフが取り組んだ食品残渣の堆肥化への取り組みです。彼らが勤務するキッチンでは、いままで全てを可燃ごみとして処理していた食品残渣の半分近くをリサイクルに回すことができるようになりました。彼らがサークル活動のテーマとしてSDGsに取り組み立派な成果を出したことは、ホテルオークラ福岡のスタッフ全員を元気にした2020年で最高の出来事でした。

パートナーシップで実感する
感謝のつながり

2020年を語るにおいて、コロナ禍は避けて通れません。緊急事態宣言による急激な外食需要の低下により、外食産業向けの食材の流通が停滞する様子が報じられました。当ホテルでは、春先の北海道食材のイベント中止によって行き場を失った道産牛肉のステーキフェアに始まり、世界的に需要が低下した夏場のオマール海老のフェア、秋には地元福岡の和牛や水産物のフェアの開催などを行ってまいりました。

一方で、ホテルオークラ福岡自慢のクラフトビールの消費の急減という状況にも直面しました。そうした際に助かったのが「パートナーシップ」。まずは、クラフトビールを「喜多屋」様にオリジナルのジンにしてもらいました。また、ご近所の博多座様には、博多座オリジナルラベルをつけて博多座内で販売していただくこともご協力いただくこととなりました。食材を有効に使うため、生産した物を無駄にしないため、「パートナーシップ」を大事にしたいと思います。

地元の生産者の方々との
交流を通じて学ぶ

ホテルから一般道でも小一時間のドライブで、佐賀との県境、脇山地区の「オイスカ西日本研修センター」に着きます。ここではアジア・太平洋地区から派遣された研修生達が一年を通して様々な農作物を自然に近い方法で丹精を込めて栽培しています。

ホテルオークラ福岡では、2021年夏にオイスカで採れた「ブルーベリー」をタルトに、更には「いちじく」をロールケーキにして販売いたしました。どちらも自然味あふれる甘さで季節を感じるデザートとなりました。
秋にはホテルスタッフによる収穫のお手伝いを少しずつ始めることにしました。食材を調理するだけではなく、生産者の方々のご苦労や思いを直接ふれあうことで伝われば、食品ロスの削減・食品リサイクルの促進を更に意識することにつながると信じています。

Plastic Waste Reduction Initiatives

プラスチックごみ削減に向けた取り組み

2022年4月1日に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」により、当ホテルにおいても地球規模での環境問題でありますプラスチックごみ削減に取り組んでおります。
この新法は、プラスチックごみ削減とリサイクルの促進を目的としており、ホテルでは客室に関する5品目(ヘアブラシ、かみそり、歯ブラシ、クシ、シャワーキャップ)の使い捨て製品に対して対策を行うことが義務付けられております。
当ホテルでは客室に設置している5品目について、再生可能資源や再生プラスチックを使用した代替え製品に切り替えてご提供させていただくことといたしました。
但し、従来のプラスチック製品在庫については廃棄を行うことは法の主旨にそぐわないため、段階的に切り替えを進めてまいります。
当面は従来品と代替品が混在いたしますが、従来品の在庫が無くなり次第、全てを代替品へ切り替えする予定です。
この活動により、当ホテルからのプラスチック排出量を確実に減少させて参ります。
2022年度の客室特定プラスチック対象製品5品目の一人当たり消費量について、2021年比25%削減を目標とします。
また、レストランで使用しておりますストローやテイクアウト商品のスプーン、フォークについては『紙や木を原料とした製品』への切り替えを完了しております。

持続可能な地球環境対策として、お客様のご理解とご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

プラスチックごみ削減に向けた取り組み

ホテルオークラ福岡では、社会貢献のひとつとして、チャリティイベントの開催や募金箱の設置による、慈善団体への寄付を行っております。皆様からいただきました温かなご支援は、災害復興や難病の子供たちの夢をかなえるために利用されています。

プラスチック製品利用削減の取り組み

客室アメニティ

環境配慮型製品(再生可能資源や再生プラスチックを使用した製品)への切り替え。
ヘアブラシ、カミソリ、歯ブラシ、クシ※、シャワーキャップを代替素材を活用した製品に段階的に変更します。(※ホテルオークラ福岡では、クシの設置を行なっておりません。ご入用のお客様は、客室係にお申し付けください。)

レストラン・テイクアウト用製品

紙や木を原料とした製品への切り替え完了。
レストランで使用のストローやテイクアウト商品のスプーン・フォークにつきましては、紙や木を原料とした製品への切り替えを完了しております。

2022年度の実績について

「プラスチック製品利用削減の取り組み」として、特定プラスチック使用製品対象の客室アメニティ5品目(ヘアブラシ、かみそり、歯ブラシ、クシ、シャワーキャップ)を再生可能資源や再生プラスチックを使用した代替え製品に切り替えてご提供させていただき、お客様お一人当たりのプラスチック使用重量の2021年度比25%削減を目標に進めてまいりました。目標に達することはできませんでしたが、おかげさまで18%削減することができました。お客様及び協力会社の皆様のお力添えに心より感謝申し上げます。

今後とも、資源循環の取り組みに努めてまいります。引き続き皆様のご理解とご協力を賜ります様よろしくお願いいたします。

(2023年5月)